放射線機器の創造
岩手県の北上山地が日本における国際リニアコライダー(ILC)建設の候補となり、ILCで用いる放射線検出器の研究も行なわれるようになってきました。ILCは全長約30kmの直線加速器で、現在達成しうる最大エネルギーで電子と陽電子を衝突させます。最終的に、弊社ではILCに関連する研究で用いる放射線検出器の開発を目指していますが、まずはX線やγ線を高感度で検出できる安価な半導体線量計を開発しています。また、岩手医科大学教養教育センター物理学科で開発した放射線機器、たとえばスペクトラルX線CTスキャナーや高カウントレートのスペクトロメーターなども製作しています。X線検出モジュール(XDM18a)
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- 2015年12月20日ホームページ掲載開始 Rays